-国別特徴-(イタリア編)
おはようございます!
第2回でスーツの歴史は話させていただきました。
そこでお話したように、発祥はイギリス🇬🇧ということはわかっていただいたかと思います😊
しかし!!
現在はイギリスのスタイル(ブリティッシュスタイル)以外に多々あります。
代表的なのは、イギリス・イタリア・アメリカ
3つの国のスーツスタイルです。
それぞれのスーツ特徴は違います。
そして、
この中で日本1番人気の高い国がイタリアです!!
今回は、イタリアのスーツのディテール・生地の特徴についてお話していきたいと思います!
日本国内のオーダーショップの生地に置いてある高価でいい生地とされる物は基本的にイタリアのミルの生地が多いです!
「ミル」とは毛織物工場です。
あと1つ覚えて欲しいのが「マーチャント」。
「マーチャント」は生地売りの商人の事です。
いつもよりいいスーツ買ったなぁー!
そんな時に、袖や胸の内ポケットにスーツを買ったお店以外のブランド名が付いていた事ってありませんか?!
これが「ミルネーム」です。
スーツ選びの際、ミルネームの付いてるスーツあるかなー?
こんな感じでスーツ選びをしてみても楽しいと思います😊
「ミル」「マーチャント」についてはまた違う記事で詳しく描きたいと思います!!
イタリアスーツのスタイルに戻したいと思います。笑
イタリアスーツは一言で言うと、
「セクシー」です。
ジローラモさんみたいなちょいワルおやじをイメージしてください!!
柔らかな仕立て、どこか華やかさのあるスタイルがイタリアスーツの特徴です🇮🇹
■肩パッドがほぼ入って無いナチュラルショルダー
■胸元の曲線を描くバルカポケット(脇に向かって舟のへさきように先端が尖った形)
■袖口の重ねボタン
■ドレープ感があり軽く、柔らかな生地
■裾口は細くテーパードのかかったパンツ
■パンツはくるぶし丈で、裾口はダブル。
(通常のダブル幅は3.5㎝〜4.0㎝。
イタリアンスタイルは4.5〜5.0くらいがおススメです。)
イタリアの気候、国民性にもスーツは反映しています。
イタリアの気候は晴天が多く、乾燥していいます。湿気がないためスーツのヘタレは遅くなります。
そのため柔らかく、ドレープ性の高い生地を使い着ることができるます。
国民性も大きくスーツに影響しています。
楽観的で常に異性を意識していて、スーツは仕事着という感覚ではありません。
常にオシャレを意識していて華やかに見えるように意識しています!
続いて生地です🇮🇹
イタリアの生地は柔らかく発色が綺麗なのが特徴です。
なぜイタリアの生地がいいと思いますか?
それは綺麗な水、気候が最高峰の生地を作る環境に最適です。
イタリアのモコのモコ湖はファッションの生地の町と言われるほどです。
世界の代表的なファブリックメーカーもイタリアなのです🇮🇹
世界二大ミルの2つがこちらです。
・Loro Piana(ロロ・ピアーナ)
・Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)
この2つは最高級の生地ですので、頭に入れておくといいかと思います思います😊
イタリアのスタイルは最も日本人に好まれます。
イタリアンスタイルを習得して、1つ上のスーツスタイルを確立してください😊
詳しく教えて欲しい方はコメントおまちしています!!
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