-スーツの繊維について-
おはようございます☀
ゴールデンウィークもそろそろ終わりですね!!
残り2日の短い休暇を有意義におすごしください😊
今日はスーツの繊維についてお話ししていきます。
super120
この表記をスーツで見たことがあると思います。
これは原料自体の繊維の細さを表しています。
superが高くなれば繊維が細くなっていきます。
多くの方が間違われるのが、
糸の細さではないということです!
糸の細さの単位は番手と表します。
まずは番手からお話ししていきましょう。
番手はドレスシャツに表記していることが多く、スーツにはsuper表記が基本的です。
番手は恒重式(こうじゅうしき)といい1000gの綿花を何メートル伸ばせる細さかが基準です。
例えば、100番手なら1000gで100,000m伸ばせる細さと言うことになります。
番手=糸の細さ
このように覚えておいてください😊
それに比べて、
superは原料の繊維が細いかどうかを表します!!
superは恒長式(こうちょうしき)という方法で固定できまっていて、数値が大きくなるごとにsuper表記は高くなっていきます。
・19.0マイクロン=super90
・18.5マイクロン=super100
・18.0マイクロン=super110
・17.5マイクロン=super120
人間の髪の毛はsuper70〜80なのでイメージしやすいかと思います。
このようにsuperが高くなればなるほど繊維は繊細になっていきます。
ビジネスシーンで使う方は100〜120くらいで最適だと思います👍
super表記はウールのみとなっています。
コットン・リネンなどには表記は記されていません。
super=原料となる繊維の細さ
このように覚えてください!!
superが高くなれば高級で値段も上がっていきます。
高いから長く着れると思わないでください!!
superがあがれば見た目はしなやかで高級感はでますが、繊維は繊細で弱くなります。
しっかりとニーズに合わせてスーツ選びをしましょう!!
オーダースーツを作るときにもwool生地には表記があります。
頭の片隅に入れて、生地を選んでみてください😊
あなたに合ったいい生地と出会える可能性がグンっと上がります!!
今日も閲覧ありがとうございます!
これからもMACHA'S roomをよろしくお願いします。
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