MACHA’S room

MACHA’S roomをご覧頂きありがとうございます。 現在、スーツ業界で働く25歳です。入社してスーツの面白さを学び、沢山の人にスーツの素晴らしさ、カッコよく着るコツなどを初歩の段階から発信していきたいと思います。今更、聞けない事もMACHA’S roomを見てコッソリ勉強していってください!! ごゆっくり閲覧を😊 Instagramでコーディネートも公開しているので参考にしてみてください!@msk.ketm

-スーツの繊維について-

おはようございます☀

 

ゴールデンウィークもそろそろ終わりですね!!

 

残り2日の短い休暇を有意義におすごしください😊

 

 

 

今日はスーツの繊維についてお話ししていきます。

 

super120

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この表記をスーツで見たことがあると思います。

 

これは原料自体の繊維の細さを表しています。

 

superが高くなれば繊維が細くなっていきます。

 

多くの方が間違われるのが、

糸の細さではないということです!

 

糸の細さの単位は番手と表します。

 

まずは番手からお話ししていきましょう。

 

番手はドレスシャツに表記していることが多く、スーツにはsuper表記が基本的です。

 

番手は恒重式(こうじゅうしき)といい1000gの綿花を何メートル伸ばせる細さかが基準です。

 

例えば、100番手なら1000gで100,000m伸ばせる細さと言うことになります。

 

番手=糸の細さ

 

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このように覚えておいてください😊

 

 

 

 

 

それに比べて、

superは原料の繊維が細いかどうかを表します!!

 

superは恒長式(こうちょうしき)という方法で固定できまっていて、数値が大きくなるごとにsuper表記は高くなっていきます。

 

・19.0マイクロン=super90

・18.5マイクロン=super100

・18.0マイクロン=super110

・17.5マイクロン=super120

 

人間の髪の毛はsuper70〜80なのでイメージしやすいかと思います。

 

このようにsuperが高くなればなるほど繊維は繊細になっていきます。

 

ビジネスシーンで使う方は100〜120くらいで最適だと思います👍

 

 

super表記はウールのみとなっています。

コットン・リネンなどには表記は記されていません。

 

super=原料となる繊維の細さ

 

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このように覚えてください!!

 

 

superが高くなれば高級で値段も上がっていきます。

高いから長く着れると思わないでください!!

 

superがあがれば見た目はしなやかで高級感はでますが、繊維は繊細で弱くなります。

しっかりとニーズに合わせてスーツ選びをしましょう!!

 

 

オーダースーツを作るときにもwool生地には表記があります。

 

頭の片隅に入れて、生地を選んでみてください😊

あなたに合ったいい生地と出会える可能性がグンっと上がります!!

 

 

今日も閲覧ありがとうございます!

 

これからもMACHA'S roomをよろしくお願いします。

 

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